「猫は、角を曲がれば人間はそれ以上追ってこないという習性があることを知っているということですか」と町会長。
「おっしゃる通りです。例えば、夕方暗くなると、僕が庭に出ても逃げません。」
「猫は、人間は目が悪くて、暗くなると何も見えなくなるということを知り抜いているのですね」と町会長。
「おっしゃる通りです。」
「人間は、猫にアホポン扱いをされているのですね」と町会長。
「おっしゃる通りです。」
「それでは、人間の能力は、なぜ、猫にアホポン扱いされるほど低いのですか」と町会長。
「南極ボストークで得られた掘削氷中の温度変化をグラフで見ると、過去に4回ある間氷期には、現在よりも気温が高い時があるのです。」
「と言いますと?」と町会長。
「当時は、エアコンがありません。」
「『当時』と言いますと?」と町会長。
「南極ボストークで得られた掘削氷中で40万年前までの気温が分かるのですが、前回の間氷期の最高気温は、グラフで見ると、おおよそ13万年くらい前に記録されたようです。」
「それでは、エアコンはありませんね」と町会長。
「おっしゃる通りです。グラフを見ると、寒い氷期は長いのですが温暖な間氷期は短いのです。」
「と言いますと?」と町会長。
「人間の祖先は温暖な季候より寒い氷期に適応しているのです。」
「なるほど」と町会長。
「その寒い氷期に適応した人間の祖先が、現在より暑い気候になると、エアコンがありませんから熱中症になる人が出てくるはずです。」
「なるほど」と町会長。
「僕の研究では、現在の人間は熱中症で肝機能が低下し、脳が委縮して可動性がなくなった祖先の脳を親子の経絡の連動性によって引き継いでいるのです。」
「本当ですか」と町会長。
「本当です。特に、大脳より古い小脳がひどいのです。」
「現在の人間の小脳は、肝機能の低下で小脳に気が流れていないということですか」と町会長。
「おっしゃる通りです。小脳に気が流れていないのは僕だけだと思っていたのですが、小脳に気が流れるようになって脳の機能が上がったら、他の人も、皆、小脳に気が流れていないことが分かったのです。」
2021/11/18
<水道後記66>
ポリエチレン管にステンレスパイプを差し込むことによって、『SKX伸縮可とう離脱防止継手』の1つであるパイプエンドが吹っ飛ばなくなったので、TBCのブロンズ継手の1つであるパイプエンドの実験に入ることにした。
『TBCのブロンズ継手の使い方を理解していない』と思っていたので、ウェブで検索したらブロンズ継手の使い方を解説している動画が見つかった。
分かっていなかったのは、ブロンズ継手の八角形のナットを取り外し、中に入っているインコアと呼ばれるブロンズ製の離脱防止用の金具を取り出して、プラスティックハンマーでインコアをポリエチレン管に打ち込まなければならないことだった。
アホポン化している筆者は、八角形のナットの中央に空いている円形の穴にポリエチレン管を差し込んで八角形のナットを締めるだけで接続ができると思い込んでしまったのだ。<続く>
2024/11/4
